交通の便と宗教などが霊園選びのポイント

早く霊園を抑えたとしましても、一定の決められた期間に施工を開始しないといけない霊園も多くあります。
また墓石は後で、とにかく外柵だけの施工が決められている霊園もありますので規約をきちんと確認しておきましょう。 霊園墓地のアクセス便はどうであるか、またはお彼岸やお盆などに交通の混雑状態はどうであるかを確認しましょう。
霊園では周辺の地形や日当り、山の斜面、大きい木の下、海の縁であればしぶきがかかるかどうかのチェックも必要です。

 

墓石は木のアクや枯れた葉っぱ、塩や潮風に最も弱くなっていますのでこれら立地条件をよく調べるようにしてください。
環境においては、花の咲く季節にお散歩などが出来ると思い出の残るお墓参りとなります。

 

宗教や宗派不問かどうか、または仏教・神道・キリスト教などといった、各宗派限定している霊園もあります。
宗派が限定されている場合には、その霊園にお墓を建てることが出来ませんのでご注意ください。



交通の便と宗教などが霊園選びのポイントブログ:21-7-28

わたくしは、農家の三女として生まれた。
両親はさぞかし男の子を期待していたことだろう。

農家の嫁でありながら、男の子を産めなかった母親。
わたくしが、もし男だったなら、
母親にはもう少し明るい人生があったかもしれない…

物心ついた頃から、わたくしは祖母のそばにいた。
祖母はいつも母親の悪口を言っていた。
幼い頃から聞かされていたので、わたくしも母親がきらいだった。
汚い、臭い、気がきかない…そういった言葉だった。

わたくしが小学生の時、学校からの帰り道、
今にも悪天候が降り出しそうな午後だった。

遠くに人影が見えた時、嫌な予感がした。
だんだん近づいて来る…
やはり母親だった。

「わあい、お母さんだ」
喜んでかけ寄り、かさを受け取る…
それが普通のお子様の姿だろう。

「はい、かさ!」
わたくしは、無言で母親からかさを受け取った。

母親は、姉貴たちのかさも用意していて
わたくしとは反対の方向の学校へ向かっていった。

そのことがわたくしにはせめてもの救いだった。
母親と並んで歩いて帰るなど、ぜったいに嫌だったのだ。

「今の人、お母さん?」
仲間が聞く。
「うん」
わたくしは、それ以上何も言いたくなかった。

もんぺ姿の母親を仲間に見られたことが、
ずっしりと重くのしかかっていた。
母親はいつももんぺをはいて、汚ない格好をしていた。

母親はおしゃれな服など一枚も持っていなかった。
服を買うためのお金がないことも、
わたくしはお子様ながらに知っていた。

わたくしが目覚めた時、母親はすでにもんぺ姿である。
わたくしが眠りにつく時、母親はまだもんぺ姿である。
もしかしたら、寝る時も、
もんぺをはいているのではないかと疑ったこともある。

母親のもんぺは、赤い模様があったが、
色あせて疲れているようだった。